ごきげんよう、かいです。
今回は、私が3年間愛用している「青森ひば油」を紹介させてください!
青森ひば油とは
青森ひば油は、青森県の県木である青森ひばから抽出される精油です。この精油には、「ヒノキチオール」という抗菌・防カビ・防虫成分が豊富に含まれています。この成分は、皮膚病や水虫の治療薬、養毛剤や化粧品などにも使われているほど強力です。また、ヒバ油は爽やかで心地よい香りがするので、アロマテラピーとしても使えます。私は、このヒバ油を色々な場面で活用しています。今日は、その中でもおすすめの使い方をいくつかご紹介します。
除菌・消臭スプレーとして
私は、ヒバ油を水で薄めてスプレーボトルに入れています。これを、台所やトイレ、洗濯物や馬匹かけています。すると、ヒバ油の抗菌作用でカビや菌を死滅させるだけでなく、雑菌から出る悪臭も防ぐ効果があります。
虫除けとして
私は、アウトドアが好きなのですが、虫が苦手です。そこで、ヒバ油スプレーを持ち歩いています。ヒバ油は、人には心地よい香りですが、虫には嫌な香りなので天然防虫アイテムとして使えます。特に、ダニや蚊、ムカデなどに効果的だそうです。
アロマテラピーとして
ヒバ油は、フレッシュで爽やかな樹木の香りがします。この香りは、心を落ち着かせる効果があり、ストレスや不安を和らげる効果もあります。深い森の中で森林浴をしているような気分になれます。不眠やイライラに悩む方におすすめです。
ヒバ油は、アロマディフューザーやアロマランプで香りを拡散させることができます。
また、ヒバ油には血行促進効果や鬱滞除去作用もあるため、冷え性やむくみ、こりの解消にも役立ちます。特にバスオイルとして使用すると、身体を温めてくれるだけでなく、お湯の殺菌も期待できます。
さらに、ヒバ油には保湿効果や肌を清潔に保つ効果もあるため、スキンケアにも効果的です。ニキビケアや頭皮のかゆみ、べたつきの改善にも役立ちます。
ただし、ヒバ油には皮膚刺激性があるため、スキンケアに使用する際は必ずパッチテストを行い、使用濃度に注意する必要があります。
ヒバ油の注意点
ヒバ油は天然成分ですが、それだけでは安全とは言えません。以下のような注意点を守って正しく使いましょう。
- ヒバ油は皮膚刺激性があるため、直接肌に塗らないこと。必ずキャリアオイルなどで希釈してから使用すること。
- ヒバ油は光毒性がある可能性があるため、日光に当たる部分に塗らないこと。
- ヒバ油は妊娠中や授乳中の方、幼児や小動物には使用しないこと。
- ヒバ油はアレルギー反応を起こす可能性があるため、初めて使用する際はパッチテストを行うこと。
- ヒバ油は高温多湿や直射日光を避けて冷暗所で保管すること。
青森ひば油に関する研究結果
青森ひば油の効果には、科学的な根拠があります。以下に、いくつかの研究結果を紹介します。
- 青森ひば油の主要成分であるツジョプセンやピネンには、強力な抗酸化作用があることが実験で示されています。
- 青森ひば油に含まれるヒノキチオールやシャメールBには、幅広い殺菌作用があり、黄色ブドウ球菌やインフルエンザウイルスの増殖を抑制することが報告されています。
- 青森ひば油には、シロアリやゴキブリなどの害虫を忌避する効果があり、メタノールやヒノキチオールがその主要成分であることが実験でわかっています。
- 青森ひば油の香りには、ストレスを和らげる効果があり、電気ショックを与えられたストレス状態のマウスに対して青森ひば油を与えたところ、ストレスが緩和され、エサを食べることが確認されています。
青森ひば油の成分
成分 | 種類 | 含有量 | 効果 |
---|---|---|---|
ヒノキチオール | 酸性油分 | 約1% | 抗菌・防虫・防カビ・消臭 |
β-ドラブリン | 酸性油分 | 約1% | 抗菌・防虫・防カビ・消臭 |
ツジョプセン | 中性油分 | 約86% | – |
メタノール | – | – | 防虫 |
ヒノキチオール | – | – | 防虫 |
- 青森ひば油の主な含有成分は、フェノール類からなる酸性油分と、セスキテルペン類からなる中性油分から構成されています。
- 酸性油分の中には、強力な抗菌作用を持つヒノキチオールやβ-ドラブリンが約2パーセント含まれています。
- 中性油分の主成分は、ツジョプセンというセスキテルペンで、青森ひば油全体でも約86パーセント含まれています。
- 青森ひば油には、他にもメタノールやヒノキチオールなどの成分が含まれています。
青森ひば油の歴史
- 青森ひばは日本固有の樹木で、古くから建築物や工芸品などに使われてきました。
- 青森ひば油は、製材時に発生するオガ粉などの廃材を水蒸気蒸留して得られます。
- 青森ひば油は、昭和62年に青森県工業試験場の岡部敏弘氏が実用化システムを開発するまでは、産業廃棄物として扱われていました。
- 青森ひば油は、抗菌・防虫・防カビ・消臭などの効果があるヒノキチオールを含んでおり、医療・農業・食品・化粧品など多分野で利用研究が進められています。
青森ひば油の効果的な使い方
青森ひば油は、防虫・防カビ・消臭・保湿・リラックスなどの効果があるとされる天然の精油です。
青森ひば油スプレーの作り方
材料
- 青森ひば油:5~10滴
- 水:100ml
- アルコール(無水エタノール):適量(任意)
作り方
- スプレーボトルに精製水を入れます。
- 青森ひば油を5~10滴加えます。
- もし、アルコールを加える場合は、1~2滴加えます。
- スプレーボトルをゆっくりと振り、よく混ぜ合わせます。
使い方
- 抗菌効果:台所やバスルーム、トイレなどの清掃の際に使用すると効果的です。
- 消臭効果:室内や車内、靴箱などにスプレーすると、消臭効果があります。
- 防カビ効果:浴室や洗面所、トイレなどの湿気の多い場所にスプレーしておくと、カビの発生を抑えることができます。
- 防虫効果:蚊やエイブラムシなどの虫が発生しやすい季節に、室内やアウトドア用品にスプレーすると、虫除け効果があります。
- リラックス効果:枕元にスプレーすると、リラックス効果があるとされています。
「マグネシウム洗濯」+「青森ひば油」
マグネシウム洗濯の際、「青森ひば油」を1~2滴垂らし、投入する。「青森ひば油」の抗菌・消臭・防カビ・防虫・リラックス効果を実感できるので気に入っています。室内干しの生乾き臭もしません!私はアレルギー体質なので、「青森ひば油」が少しでも肌に付くと赤くなります。ですが、この方法で症状が出たことはありません。
夏場は「はっか油」洗濯もおすすめですよ。
「ディフューザー」+「青森ひば油」
「お香」が好きなのですが、火を使うし、煙で壁や天井に脂(やに)が付くのでは!?と賃貸住宅での使用は控えています。
電気や火を使わないディフューザーなら安心。玄関やトイレに。
公式サイト 青森県産 天然ひば油 防虫スプレーの作り方
青森ヒバ油20滴、エタノール5ml、水100mlを混ぜます。
まとめ
今回は、青森ひば油の効果と使い方についてご紹介しました。青森ひば油は、「ヒノキチオール」という抗菌・防カビ・防虫成分を豊富に含むオイルです。このオイルは、除菌・消臭・虫除け・アロマテラピーなどに幅広く使えます。ただし、注意点もありますので、正しく使って自然の恵みを楽しみましょう。
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