「奈良を満喫したい」という積年の思いから、奈良旅を計画。
「そうだ。お水取りに行こう」
1日目
2017年3月13日(月曜日)奈良 聖地巡礼の旅へ出発
今回も、妹を誘う。
気になる御宿に連泊して奈良を満喫する予定。
博多駅
博多駅で合流できなかった場合、「現地集合」の取り決めも前回同様。
新幹線ホームで道連れ(妹)と合流。無事に会えて安堵する。
車中で、初日の拝観リストを確認。
近鉄奈良駅
奈良に到着。
先ずは、バスで御宿へ向かう。
紀寺の家
荷物を預け、チェックインの時間に戻るつもりが、
「ご案内できます」とのお言葉。
スタッフさんへの手土産を渡し、お言葉に甘え、案内をお願いした。
「紀寺の家」は町屋一棟貸しの御宿で、朝餉付き。
夕餉の手配なども「紀寺の家」のコンシェルジュさんにお任せした。
どんなお店なのか楽しみ。
通されたのは「吹抜けの通り庭を持つ町家」
他にも「2つの庭と書斎コーナーのある前庭の町家」「2つの庭と縁側を持つ角屋の町家」「書斎のあるこじんまりした三間取りの町家」「滞在型 縁側の町家」がある。
「すべての町屋に泊まりたい」
迷いに迷ったが、「町屋」と言えば「通り庭」という自分の固定概念に従った。
荷物を預け、いざ、聖地巡礼へ。
東大寺
奈良を訪れたら、東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)さまへ御挨拶しなければ気が済まない。
前回と同様、やっぱり奈良が好き!お寺が好き!出家したい!出家出来たら一生修行僧でありたい!と心の中で叫びながら、ここへ来れた(今、生きている)ことへの感謝と、天下泰平を祈願。
興福寺
去年と展示場所が違う!!
今回も、嬉しいサプライズを有難う御座います。
奈良ホテル
「奈良ホテル」と「紀寺の家」
どちらの御宿を取るか迷った。
「奈良ホテル」を設計した建築家辰野金吾(佐賀県唐津市出身)は「東京駅」も設計。
復原された東京駅南北ドームの天井には八つの干支のレリーフがあった。
「なぜ、八つだけなのか」長い間、謎だった。
東京駅にない四つの干支「子(ねずみ)、卯(うさぎ)、午(うま)、酉(とり)の彫り絵」が、辰野金吾の出身県(佐賀)の武雄温泉楼門二階天井で見つかった。
辰野金吾が「東西南北」の方向を司る干支を「東京駅」ではなく「武雄温泉楼門」の四隅に飾った理由は?
レトロ建築好きに「奈良ホテル」は素通りできない。
宿泊者でなくても利用できるティーラウンジを訪れた。
ティーラウンジ
場所 | 本館1階 |
席数 | 43席 ※ご予約は承っておりません。 |
宮業時間 | 10:00~17:00 (ラストオーダー16:30) |
東大寺二月堂
今回の旅の目的でもある「修二会」
初めてなので勝手がわからない。
わからないときは早めに行動。
境内は既にかなりの賑わい。
3月13日
後夜咒師作法の後、「達陀」
修二会の日程
12月16日 | 開山堂にて、翌年の修二会に参籠する練行衆の交名を発表 |
2月12日 | 新入称揚習礼(該当者がいる時のみ) |
2月15日 | 新入・新大導師別火入り(該当者がいる時のみ) |
2月18日 | 二月堂にて、修二会で使用する灯明油の「油はかり」を行う |
2月20日 | 戒壇院別火坊にて試別火(ころべっか)はじまる |
2月26日 | 戒壇院別火坊にて惣別火(そうべっか)はじまる(閏年は27日) |
3月1日~3月14日 | 二月堂にて修二会本行 |
3月15日 | 満行 |
お松明
3月1日~11日、13日 | 19時 | 10本 | 約20分間 |
12日 籠松明 | 19時半 | 11本 | 約45分間 |
14日 尻付け松明 | 18時半 | 10本 | 約10分間 |
興奮冷めやらぬまま、夜の興福寺と猿沢池を散歩
予約してあるお店へ移動
美味しかったが、店名を失念。
辛口の春鹿と美味しい肴。
奈良県民は奈良漬を食べないと聞いた。
「奈良漬のクリームチーズ和え」は家でも真似している。
奈良漬の代わりに干し柿で作ると高級デザートのようだ。
「14日はお松明の最終日だから、見た方がいい」とお店の方に教えていただいた。
「明日も行くしかない!」
たしか、紀寺の家まで約1㎞徒歩15分くらいの場所にある店
大変美味しゅうございました。
耳より情報を有難う御座います。
あぁ、奈良に住みたい。
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