御朱印
松原神社
佐嘉神社
旧別格官幣社。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。
御祭神
贈従一位 大納言 鍋島直正命
贈従一位 勲一等 鍋島直大命
佐賀藩10代藩主鍋島直正と11代藩主鍋島直大を祀る。
直正は藩政改革を行い、大隈重信・江藤新平らの人材を育成した。
直大は戊辰戦争で官軍として戦い、明治2年には版籍奉還を申し出た。
御利益
開運招福・大願成就
御由緒
佐嘉神社は佐賀藩第十代藩主鍋島直正公・第十一代藩主鍋島直大公を御祭神としておまつりした神社です。 直正公は文化11年(1814年)12月7日江戸桜田藩邸に於いてご誕生になり、天保元年(1830年)若干17歳で襲封、藩主となられます。
財政改革を皮切りに教育改革、産業育成、軍事・科学技術の発展に力を注ぎ佐賀藩はもとより、日本が近代化していく中で直正公は極めて大きな役割を果たされました。
明治4年(1871年)正月18日(新歴3月8日)藩邸にて直正公は58歳で逝去。同23日に正二位が贈位された。
明治6年(1873年)に祖神をお祀りする「松原神社」へ南殿を造営し、第十代藩主鍋島直正公を奉祀。大正12年(1923年)には第十一代藩主鍋島直大公が合祀されました。
昭和4年(1929年)直正公の国家的御鴻業に対し昭和天皇の格別な思召しにより「佐嘉神社」御創建を仰せ出だされ直ちに造営に着手。昭和8年(1933年)別格官幣社に列せられました。
祭事
境内社
敷地内には佐嘉神社の他に7つの神社があり、「八社詣巡り」をすると大願が叶えるといわれる。
- 一番社 佐嘉神社
- 二番社 松根社
- 三番社 松原神社(後述)
- 四番社 佐嘉荒神社
- 五番社 松原恵比須社
- 六番社 松原稲荷神社
- 七番社 松原河童社
- 八番社 松原梛木社
松原神社
御祭神
- 鍋島直茂命
- 鍋島清久命
- 彦鶴姫命
- 鍋島勝茂命
- 龍造寺隆信命
- 龍造寺政家命
- 龍造寺高房命
御由緒
安永元年(1772年)、鍋島家の始祖鍋島直茂を祀る神社として創建され、直茂の法号から日峯(にっぽう)大明神(日峯宮)と称した。
文化14年(1817年)に直茂の祖父・清久、直茂の正室・彦鶴姫を合祀した。明治5年、初代藩主・勝茂を合祀し、「松原神社」に改称した。
明治6年(1873年)、元からあった本殿の北と南に新たに神殿を造営し、南殿に10代藩主鍋島直正を、北殿に鍋島氏以前に佐賀を治めていた龍造寺家の隆信・政家・高房を祀った。元からあった本殿は、これ以降「中殿」と称されるようになった。大正12年(1912年)、南殿に、2年前に歿した11代藩主鍋島直大を合祀した。
昭和8年に佐嘉神社が造営され、南殿の鍋島直正の霊を遷座した。昭和23年、南殿の鍋島直大の霊も佐嘉神社に遷座し、南殿は廃止された。昭和38年、松原神社本殿を改築し、中殿・北殿を一つにした。
アクセス
佐賀駅隣の佐賀駅バスセンターから佐賀市営バス2番系統に乗車、佐嘉神社前バス停下車。
- 佐賀大和I.Cより車で約20分
- 佐賀駅よりタクシーで約7分
- 佐賀駅より徒歩で約20分
- 佐賀駅バスセンターよりバスで約10分(佐嘉神社前バス停:降車)
- 佐賀空港よりバスで約20分(佐賀空港より県庁方面)
駐車場
駐車料金
- 1時間毎100円
- 15時間までの最大料金400円
- 24時間までの最大料金600円
- その後は24時間毎500円
コメント