初日
2016年2月17日(水曜日)自分癒し旅へ出発
「旅は道連れ世は情け」
ひとり旅も気ままで良いけど、今回は、自分&妹を労うご褒美旅行を計画した。
神社仏閣巡りも、御宿も楽しみたい。
今回の御宿は「清水の舞台から飛び降りる」つもり(というよりは飛び降りて)超奮発した!!
新幹線ホームで道連れ(妹)と合流。
博多駅で合流できなかった場合は「現地集合」と伝えていたので、安堵。
本当に、無事に会えて良かった。
車中で、お互いに行きたい場所や、仕入れた情報を交換。
旅の高揚感で、移動時間も楽しい。
京都に到着。
一泊目の御宿へタクシーで移動。
手荷物を預け、いざ、奈良へ。
奈良に到着。
先ずは、ここへ来れた(今、生きている)ことへの感謝と、天下泰平祈願にお寺へ向かう。
東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)「奈良の大仏さん」へ拝観。
やっぱり奈良が好き!お寺が好き!出家したい!出家出来たら一生修行僧でありたい!と心の中で叫ぶ。
小倉百人一首「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」(古今和歌集)と詠んだ菅原道真の腰掛石がある。
中金堂平成再建工事の真っ最中で、国宝館の展示が!!
嬉しいサプライズを有難う御座います。
後ろ髪を引かれながら、奈良を後にし、京都の御宿へ帰る。
一泊目の御宿は憧れの「炭屋」さん。能楽と茶道を嗜む方には特に有名な御宿。
「毎月七日と十七日の夜は、お茶室へのご招待するならわし」という文言に魅かれ、旅行日程を組んだ。
通されたお部屋は「永徳」の間。
坪庭が印象的な広いお部屋。
「炭屋」さんと言えば、「お食事」も有名。
正に、筆舌に尽くしがたい!
夕餉の時間に、女将がご挨拶にお越しくださった。
女将は話し上手で聞き上手。
今回の旅行が二泊三日で、本日は奈良へ行ってきた、などとうっかり話してしまった。
途端に女将「あら?連泊のご予定ではなかったようですが…」
「…別の御宿を取っております」
「まあ、どちらですか?」と聞かれ、観念して二泊目の御宿を白状。
「では、お荷物はこちらでお運びいたします」
女将からの思いがけない申し出に恐縮し、断ってしまった。
その後、お茶室へのご招待を「待っておりました!」と心の中で歓喜しながら、「是非に」とお受けし、お茶室へ。
お茶室では、亭主の女将が茶室デビューの妹に優しく御指南くださった。
出された主菓子が絶品!
自分への土産はこれに決定。
夢見心地の一夜だ。
ただ、女将の印象が強烈すぎて、心地好い接客をしてくださった仲居さんのことを思い出せないのが、心苦しい限り。
御朱印
東大寺
手向山八幡宮
興福寺
公式サイト紹介
参考図書紹介
旅のお供「鞄」
座れるキャリーケース
耐荷重136kg。椅子代わりに使える。
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