御朱印
石清尾八幡宮
道祖神社
蜂穴神社
境内さんぽ
自宅から徒歩約30分
なんの下調べもせず、ふらりと立ち寄ることにした。
道を曲がり、八幡通りに足を踏み入れると視界に飛び込む。
「なんと立派な八幡宮!」
年号暗記の語呂合わせのような台詞。
八幡通りの先に鎮座する威厳ある佇まい。
おそらく昔は、二之鳥居だったのではなかろうか。
と思い調べたところ、三之鳥居だった。
鳥居探し
一之鳥居はどこだろう。
と思い、石清尾八幡宮とは逆方向へ進む。
恐らくはこれであろうと思しき石碑を発見。
一本だけの注連石(しめいし)なのか。
注連石(しめいし)は、鳥居や拝殿の前に一対で建てられた石柱。高さは平均2~3m。角柱または円柱で注連縄が張られているもの。注連石は鳥居の原型とも言われている。注連柱(しめばしら)ともいう。
御旅所跡?
一之鳥居の注連石と思しき石碑のある駐車場には石燈籠と何かの跡がある。
古地図で確認すると、「御旅所」「本地堂」の辺りか。
道祖神社
寛文6年(1666年)11月11日 松平初代藩主、松平頼重公によって創祀され、参勤交代の道中の守護神として崇敬せられ、毎年一回の参詣がありました。昭和20年7月の高松空襲により焼失し、長くそのままになっていましたが、創祀330年目に当たる平成8年、氏子・崇敬者の浄財により再建されました。
石清尾八幡宮公式サイト「神社境内のご案内」より
- 一之鳥居より150m 徒歩2分
鳥居
一之鳥居 注連石
境内さんぽは、くぐれるものなら、一之鳥居から。
という訳で、改めで、境内さんぽを始める。
- 三之鳥居より500m 徒歩6分
二之鳥居 注連石
車道になっており、歩行者はくぐれない。
- 三之鳥居より300m 徒歩4分
三之鳥居
こちらも車に気を付けながら小揖(しょうゆう:身体を15度折り曲げるお辞儀。会釈に相当)
長明燈
三之鳥居をくぐると、随身門の手前に陶器の狛犬、石橋、大きな狛犬と長明燈がある。
仏前に供える日夜つけておく灯。常夜灯。経典では闇を照らすことから知恵にたとえられ,わずかな灯明を供養することにも限りない功徳があると説かれ、そこから不断の灯火をともす信仰が生まれた。
狛犬
石橋
陶器の狛犬
随身門
高松市の名木 楠木
随身門の横(駐車場側)に
「高松市の名木」と
「石清尾八幡宮祭礼図巻」がある。
祭礼図巻
手水舎
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、手水の使用は禁止されていたが、ようやく解禁。
手水の作法
- 右手で柄杓をとり、水をすくい左手を清める。
- 柄杓を左手に持ち替え柄杓を左手に持ち替えて右手を清める。
- 右手に持ち替え、左手に水をためて口に含みすすぐ。※柄杓に直接口をつけてはいけません。
- もう一度、左手を清める。
- 柄杓を立て、残った水で柄の部分を洗うように流す。
- 柄杓を元の位置に戻す。
下拝殿
上拝殿
絵馬堂
境内末社 六社
さぁ、御朱印を頂いて、帰路へ着こう。
石清尾八幡宮
御祭神
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)第14代仲哀天皇
誉田別命(ほんだわけのみこと)第15代応神天皇
息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)神功皇后
御由緒
社伝によると、延喜一八年(九一八年)八幡大神が亀命山山上に現れ、時の国司が山上に祠を建てて祭ったと言われる。また、石清水八幡宮の分霊を祭ったともいう。別に社の由緒に関しては、当社の縁起は年歴久遠にしてその濫觴定かならずとも云う。
貞治年間(一三六二-一三六八)細川右馬頭頼之が戦勝を祈願して霊験をこうむり、社殿を拡築し武具を奉納し、毎年四月三日に祭礼を行った。これを右馬頭市という。
天正一六年(一五八八年)生駒親正が讃岐に封じられると、高松城を築き、当社を城の鎮守と定め、社殿を改築し、高松の産土神とした。
松平頼重も当社を崇敬し寛永二一年(一六四四年)には社殿を造営して現在地にうつし、社領二〇二石余りを寄進、石灯籠、三十六歌仙の扁額等を奉納した。その後、宝永二年(一七〇五年)三代藩主頼豊が改修、以来歴代藩主は毎年社参を通例とした。
爾来改修をくり返し、すぐる大戦にも一部被害を受けたのみであったが、昭和六十一年十月、不測の火災により本殿、上拝殿は炎上、烏有に帰した。
平成元年九月、遠方近郊の崇敬者及び氏子、市内有力企業の奉賛を得て、本殿、上拝殿其の他社殿を改築整備し、神門、下拝殿を修復して、焼失前より更に規模を広げ、平成の復興は終了した。
掲示板を写しました。
祭事
道祖神社例祭 | 五月二日 |
市立祭 | 五月二日・三日 |
蜂穴神社例祭 | 九月四日 |
例大祭 | 十月第三土曜日 日曜日 |
末社
御祭神 | ||
神明社(しんめいしゃ) | 天照皇大神、住吉三神、藤原鎌足公 | 本殿に向かって右側に鎮座 |
若宮社(わかみやしゃ) | 仁徳天皇 | 本殿に向かって右側に鎮座 |
高良社(こうらしゃ) | 武内宿禰 | |
御先社(おんさきしゃ) | 天之宇受売命、猿田彦命 | |
廣瀬龍田五社(ひろせたつたごしゃ) | 級長津姫命、級長津比売命、若宇賀能売命、少彦名命、大年命 | |
北口霊社(きたぐちみたましゃ) | 友安刑部霊、友安治部霊 |
境外
道祖神社(どうそじんじゃ) | 猿田彦命 | 亀岡町の御旅所と英明高校西門付近に鎮座 |
蜂穴神社(はちあなじんじゃ) | 大山祇命 | 石清尾山の北側に鎮座 |
髪授神祠(はつじゅしんし) | 飽昨能宇斯神、北小路采女亮藤原政之公 | 髪の神様。石清尾山の北側に鎮座 |
受付時間
御札・御守授与 | 午前8時~午後5時 |
御祈祷受付時間 | 午前8時~午後4時 |
アクセス
- 高松駅より2.4㎞ 徒歩30分 9分
- まちなかループバス西廻り「八幡前」バス停下車 徒歩4分
- 栗林公園北口駅より950m 徒歩11分 3分
- 昭和町駅より900m 徒歩12分 4分
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