高千穂神社 / 宮崎県西臼杵郡高千穂町

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御朱印

2013年8月24日

2014年8月29日

高千穂神社

御祭神

一之御殿(いちのごてん)

高千穂皇神(たかちほすめがみ)
日本神話の日向三代と称される皇祖神とその配偶神(天津彦火瓊瓊杵尊と木花開耶姫命、彦火火出見尊と豊玉姫命、彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊と玉依姫命)の総称

二之御殿

十社大明神
神武天皇の皇兄、三毛入野命(みけぬのみこと)とその妻子神9柱(三毛入野命の妃神である鵜目姫(うのめひめ)と、両神の御子神である御子太郎(みこたろう)二郎(じろう)三郎(さぶろう)畝見(うねみ)照野(てるの)大戸(おおと)霊社(れいしゃ)浅良部(あさらべ))の総称

御由緒

社伝によれば、神武天皇の兄宮三毛入野命が神籬を建てて祖神の日向三代とその配偶神を祀ったのに創まり、三毛入野命の子孫が長らく奉仕して、後に三毛入野命他の十社大明神を配祀、垂仁天皇の時代に初めて社殿を創建したと伝える。

祭事

例祭
4月16日
当年の豊作等を祈る祭りで、上述のようにこれに対して槵触神社では秋に感謝祭を行う。
また、お旅所である天真名井まで神輿の巡幸があり、そこで神楽が奉納される。
神話の高千穂夜神楽まつり11月22日~23日夜を徹して重要無形民俗文化財に指定されている高千穂の夜神楽全33番が奉納される。
ちなみに境内の神楽殿では、年間を通じて観光用に33番の中から「手力雄(たぢからお)」・「鈿女(うずめ)」・「戸取(ととり)」・「御神体(ごしんたい)」の4番が実演されている。
猪掛(ししかけ)祭
旧暦12月3日
鬼神鬼八の慰霊のために始められたもので、かつては16歳になる生娘を生贄として捧げていたが、天正年間(1573-93年)に三田井氏の家臣甲斐宗摂がこれを悪習と嘆き、高城山で巻狩を行って獲た16頭の猪(しし)を代わりに捧げ、以後「鬼餌の狩」と称する狩りで獲た猪を捧げるようになったと伝える。当日は町内3箇所の鬼八塚に氏子等が供物をするなどの慰霊祭を行った後、社頭で笹振り神事を行う。笹振り神事は神前に1頭の猪を丸ごと献饌し、鬼八の魂を鎮める「鬼八眠らせ歌」を歌いながら笹を左右に振る「笹振り神楽」を舞う。これによって鬼八は神へと昇華し、霜害を防ぐ「霜宮」に転生するという。なお、「笹振り神楽」は一に「地祇(ちぎ)の舞」とも呼ばれ、高千穂神楽の祖型であるとされている。

境内社

稲荷社上述本殿東脇に付属する小祠
事勝国勝長狭神と大年神を祀っている。
荒立神社
四皇子社
本殿左側に鎮座
猿田彦大神・天鈿女命(荒立神社)と神武天皇・五瀬命・稲氷命・三毛入野命(四皇子社)を祀る。
荒立神社は明治末年に同町の村社を合祀したものであるが元の地にも復祀されている(現荒立神社)
門守神祭神不詳
八坂神社素盞嗚命
御霊社大神惟基
羽居高天神菅原道真公
比波里天神天村雲命
鎮守社祭神不詳
飛地境内の市之神社

夫婦杉

拝殿前西に鎮座する根元が1つの2本の大杉

鎮石(しずめいし)

本殿東後方にあり、垂仁天皇の勅命による社殿創建に際して用いられた古石と伝えている。

茨城県鹿嶋市の鹿島神宮に伝わる「要石(かなめいし)」は同神宮の社殿造営に際して当神社より贈られたものと伝えている。

アクセス

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引き算の美学を探究中
座右の銘は「吾唯知足」

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