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【香川県高松市】栗林公園 名庭園散策と舟遊びもおすすめ

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目次

御朱印

特別名勝指定七十周年

2023年3月29日特別名勝指定七十周年を記念して、栗林公園碑上部に刻まれている太政大臣三条実美書の篆額で御朱印を作成いたしました。
栗林公園碑文全文現代語訳(奉書紙)と併せて頒布いたします。
栗林公園 東門券売所で1 セット1,000 円で頒布します。

大名庭園さんぽ

高松松平家の別庭「栗林公園」
「木石の庭の美しさは日本三名園より優れている」と言わしめる名庭。
四季折々の景観は「一歩一景」と称さる。

  • 1903年(明治36年)、皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)御成りの際、星斗館に御滞在
  • 1914年(大正3年)3月21日、皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)、淳宮(秩父宮雍仁親王)、光宮(高松宮宣仁親王)御成り
  • 1922年(大正11年)5月、エドワード王太子(後のエドワード8世、ジョージ6世の兄)北庭に松をお手植え
  • 1953年(昭和28年)10月26日、昭和天皇、香淳皇后、三笠宮崇仁親王御成り
  • 1966年(昭和41年)4月22日、昭和天皇、香淳皇后御成り
  • 1991年(平成3年)8月22日、皇太子徳仁親王(今上天皇)御成り
  • 1993年(平成5年)10月27日、明仁天皇御成り

特別名勝 栗林公園
栗林公園は、昭和28年3月に全国では8番目に特別名勝の地底を受けた回遊式大名庭園で、再々面積を有するにほんを代表する名園です。
文化財保護法で現在、特別名勝の指定を受けている庭園は、大名庭園6、寺院庭園13、その他庭園5の合わせて24庭園です。

制服の法被がめちゃくちゃ格好いい!お願いして背中を撮影させていただきました。

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南湖周遊和船

特別名勝「栗林公園」に到着。

先ずは、舟遊びを楽しみたいので、乗船場へ直行。
当日乗船券は8時30分から乗船場近くの乗船券売場で販売されている。

繁忙期は何組かの相乗りだが、閑散期は予約なしでも一人で舟遊びを楽しめる。

運行時間1便(9:00)~27便(16:15)
乗船料大人:一人1回620円
小人(中学生以下):一人1回310円
※ただし、3歳未満のお子様はご乗船いただけません。
※栗林公園入園料は別途必要です。
乗船券の購入方法・乗船券は、当日乗船分のみを開園時刻から乗船券売場で販売いたします。
・乗船券の販売が当日乗船可能人数に達した場合は、販売を締め切らせていただきます。
・予約した場合は、乗船時刻の30分前までに、乗船券売場で乗船料を支払いの上ご購入ください。
※乗船開始時刻の30分前までにご購入されない場合は、予約は無効になります。
予約申込方法 ①電話   予約受付日の8時30分~17時 電話番号:087-833-7413
②栗林公園ホームページはこちら
予約受付日とは「利用する日が属する月の前月1日から利用日の前日までの日」です。
※利用日当日は、乗船券売場で乗船券をご購入ください。
定員6名
運行区間南湖を一周するコース(船頭による解説付き)
乗船時間約30分(乗船下船の時間を含む)

 ※和船をご利用の方は、マスク着用をお願いいたします。

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芙蓉峰

梅林橋あたりから見ると富士山の形をしているので、富士の別名である”芙蓉”の名がついたとされている。芙蓉峰から望む北湖は、紫雲山を背景として、右に前嶼、左に後嶼があり、中央の紅一点である梅林橋が、緑一色の景観を引き締める。また右には箱松、屏風松が重なるように見え、景観をさらに厚く演出している。

北湖

南庭では南湖に次ぐ大池泉であり、特に白い玉敷きの汀線の美しさを青い水面にくっきりと見せている。
北湖には、前嶼、後嶼の二島、その奥に富士を縮景した芙蓉峰を築き、手前には紅一点として梅林橋を架けるなど景勝地の一つとなっている。

梅林橋

別名「赤橋」と呼ばれ、緑一色の湖景に一点朱色が鮮やかに映え、付近庭景に対する見事な引締め役となっている。

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桜前線標本木

香川県の桜(ソメイヨシノ)の標本木。高松地方気象台により、毎年桜の開花と満開の時期が観測され、平年では、3月27日が香川県の開花日となっている。
園内では、ソメイヨシノやエドヒガンなど約300本のサクラがある。

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讃岐民芸館

商工奨励館

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鶴亀松(別名 百石松)

110個の石を組み合わせ亀を形どった岩組の背中に鶴が舞う姿をした黒松を配したものであり、園内で最も美しい姿をした松である。

お手植松

前に並んでいる背丈の高い5本の松は、次の方々が来園を記念してお手植えされた松であり、配置は向かって右から
・宣仁親王(高松宮)(大正3年)
・昭和天皇     (大正3年)
・雍仁親王(秩父宮)(大正3年)
・エドワード8世(大正11年、皇太子のとき)
・能久親王妃富子(北白川宮)(大正14年)
令和4年8月調査結果による

平成17年に一番北側の香淳皇后陛下お手植松が落雷を受けて枯死した。

大正天皇(当時皇太子殿下)が明治36(1903)年に行啓された時にお手植えされた松である。その時4日間、この掬月亭で滞在なされた。
北庭の5本の松と合わせ、園内には6本のお手植え松がある。

大正天皇陛下の御身を案じ、当時は決して鋏を入れなかったと伝わっている。

箱松・屏風松

箱松のトンネル

夫婦松

この松は、赤松(別名:雌松)の幹の下部から、黒松(別名:雄松)の枝が張り出している。赤松と黒松が組となり1本の松に見える姿から、夫婦松の愛称で呼ばれている。

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日暮亭

かって江戸時代に「日暮亭」と称する茶屋があり、その後撤去された跡地に、明治31(1898)年、石川流の茶室として再建されたものである。
平成11(1999)年、保存修理、腰掛待合及び露地の再整備等一連の復元整備工事により、往時の姿を取り戻した草庵の茶室である。

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旧日暮亭(考槃亭)

武者小路千家発祥の茶室

松平2代藩主頼常の頃、南庭の東南隅に「考槃亭」という官休庵流の茶亭があったが、その後、会僊巌の東方に移築、「日暮亭」と改称され、さらには園外の私人へ移るなど、この建物は、様々な変遷を経てきた。
昭和20(1945)年、関係者の尽力により、再び園内に「新日暮亭」として甦った由緒ある茶室であるが、歴史的経緯を踏まえ、現在は「旧日暮亭」と呼ばれている。

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桶樋滝(おけどいのたき)

西湖の石壁を流れるこの滝は、藩主の観賞用としてつくられた。紫雲山の中腹に置いた桶まで人力で水をくみ上げたことから桶樋滝という名前がついたといわれている。現在は、西湖の水をポンプアップし流水している。

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小普陀

見事な石組が施されている小高い築山”小普陀”。室町時代の手法を取り入れたこの石の据え方は、本園の築庭においても古く、小普陀の名は”中国観音の座”ともいうべき霊場の中国の普陀山にならって名付けられた由緒深い場所である。

観音堂跡

観音の霊場に因むとされる手前の小普陀と相対するこの一角は、藩主松平家の初期に建立され、明治初年に撤去された仏祠、観音堂の跡地である。
紫雲山の東麓で、深山幽谷のこの附近は、豪族佐藤家の居址及び庭跡、即ち、本園発祥の地とも伝えられている。

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掬月亭(きくげつてい)

南庭の要に位置する四方正面の数寄屋風書院造りで、回遊式庭園の中心的な施設である。
歴代藩主に大茶屋と呼ばれて愛用されたもので、唐の詩人于良史の作「春山夜月」と題する詩の一句「水を掬すれば月手にあり」からとって、掬月亭と名付けられたと伝えられている。

営業時間午前10時~午後4時(受付は午後3時30分まで)
営業日春3月~6月まで、秋9月~11月までの期間は毎日
1月、2月、7月、8月、12月は、土・日・祝日

入亭料

抹茶付き大人 700円 御菓子付き
小人 500円 御菓子付き
煎茶付き大人 500円 御菓子付き
小人 400円 御菓子付き
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根上り五葉松

天保4(1833)年、徳川11代将軍家斉公より松平9代藩主頼恕(よりひろ)公が参勤交代の時拝領した盆栽を地に下したものが成長したといわれる。

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古理兵衛九重塔

松平初代藩主頼重公の「お庭焼」として正保4(1647)年に京都から招いた紀太理兵衛重利(きたりへいしげとし)が焼いた九重塔である。

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迎春橋

この橋は迎春橋という。この橋を渡ると江戸時代には”留春閣”という建物が西にあり、この橋の周りには桜の木々が多く植えられていた。

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飛来峰

飛来峰から眺める南湖を中心とした奥行きのある景観は、本園を代表する絶景の一つ。藩主が江戸を懐かしみ、富士を模して造らせたと伝えられる築山で、”飛来峰”という名称は、中国杭州にある名勝地から得た命名といわれている。

飛来峰山頂の木の化石(左)と楓岸にある木の化石らしき白い石(右、下)

南湖

偃月協(えんげつきょう)

園内で名のある14橋のうちの一つで最も大きい橋であり、その名は弓張り月が湖面に影を映す姿に似ていることからこの名があり、反りをもった美しい大円橋である。

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桜の馬場

この約100mの直線の園路は、江戸時代には藩主の馬場として利用されていた。馬場沿いの土塁(築山)上に桜並木があったことから桜の馬場と呼ばれており、ヤマザクラ15本を植えてその桜並木を再現している。

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瞰鴨閣(かのかく)

池に張り出し群鴨池が見渡せる瞰鴨閣。群鴨池は鴨場であったことから、ここは冬に集まってくる鴨の様子をうかがうための建物である。

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北門 芝生広場

お食事処など

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花園亭

喫茶メニュー以外のメニューは全て予約制
幻のお茶「碁石茶」を使った瀬戸内の島・塩飽諸島の伝統料理「ちゃがいさん(碁石茶の茶粥)」は、お茶が稀少なため限りがある。ご希望の方は必ずお問い合わせください。

ご予約・お問い合わせtel:087-831-5255
fax:087-831-0310
受付時間9:00~17:00
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日暮亭(ひぐらしてい)

お昼食のご案内

爽やかな風と美しい景色を愛でながら、雅やかな料亭二蝶のお料理を楽しめる。

お食事と食後の抹茶+お菓子付

お昼食時間午前11時~午後3時
ご予約2名様より前日午後5時までご予約を承っております。
電話番号:0120-85-7170
受付時間:10時~17時
お問い合わせはこちら
季楽点心3,000円(税込)
幕の内弁当3,600円(税込)
松花堂弁当5,000円(税込)
会席弁当6,600円(税込)
9,200円(税込)
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かがわ物産館 栗林庵

香川県の特産物が揃う物産館。

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さぬき うどん 上原屋 本店

行列は当たり前。早めの来店をお勧めします。

ぶっかけうどん(冷)320円

住所〒760-0073 香川県高松市栗林町1丁目18−8 map
電話番号087-831-6779
営業時間9時30分~15時30分
定休日日曜日
  • 栗林公園東門より400m徒歩6分

栗林公園

昭和28年(1953)3月31日、国の特別名勝に指定
6つの池と13の築山を配し、400年近い歴史を有する回遊式大名庭園
高松松平家の別庭で、面積は約75ha(紫雲山を含む)
文化財庭園では、国内最大の広さ

住所〒760-0073 香川県高松市栗林町1丁目20−16 Access
電話番号087-833-7411
開園時間
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
ほぼ日の出から日没まで
7時00分~17時00分
7時00分~17時30分
6時30分~18時00分
5時30分~18時30分
5時30分~18時30分
5時30分~19時00分
5時30分~19時00分
5時30分~19時00分
5時30分~18時30分
6時00分~17時30分
6時30分~17時00分
7時00分~17時00分
定休日年中無休
入園料大人 410円
小人 170円

入園券は当日1回限り有効

11枚綴回数券 4,100円

年間パスポート
・一人用 2,610円
・三人用 5,230円(三人用年間パスポートの利用は1日1回までに限ります)

観光ボランティアガイド

日曜日 10時30分から約60分、定時ガイドがある。
季節の見どころによって、コース変更するらしい。

予約ガイドガイド可能な人数:1グループ10名以下
ガイド可能時間:9:00~16:00の間
モデルコースの案内所要時間:約60分

【お問い合わせ先】
香川県高松市栗林町1-20-16
栗林公園観光事務所
TEL 087-833-7411
FAX 087-833-7420
定時ガイド〈実施日〉   毎週日曜日(お盆の時期・年末の日曜日を除く)
〈集合時間〉午前10時30分
〈集合場所〉栗林公園東門 入園券売所前
〈コース〉   東門-鶴亀松‐箱松‐旧日暮亭‐桶樋滝‐掬月亭‐楓岸‐飛来峰‐芙蓉峰‐鴨引き堀‐東門
〈所要時間〉約60分
〈参加費〉   無料
〈予約〉  不要
 ※コースは季節の見どころにより変更する場合があります。

アクセス

電車

  • 琴電 栗林公園駅より450m徒歩7分5分
  • JR栗林駅より850m徒歩12分6分
  • JR栗林公園北口駅より260m徒歩3分

バス

高松駅から乗車するなら、「レインボー循環バス西廻り」がおすすめ。
最安値(片道170円)、徒歩距離最短(120m約2分)で、栗林公園到着です。

同じバス停利用でも、他の路線バスは片道220~240円かかります。

  • 高松駅バス乗り場4番ホーム レインボー循環西廻り乗車12駅19分「栗林公園前」バス停(170円)下車120m徒歩2分
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この記事を書いた人

引き算の美学を探究中
座右の銘は「吾唯知足」

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